巨大な丸太を板に挽く!巨大な製材機
天然付き一枚板の巾は木の丸太の直径です。一枚板の幅1mの板を取るためにはそれ以上に太い丸太をカットする必要があります。その昔は巨大なノコギリを使用して人力で切り出す作業をしていたようですが、昭和の時代からは巨大なノコギリを帯状にしたものを巨大な機械にセットしてカットされています。この丸太から使用する形状に切り出す事を製材と言い、それに使用される機会を製材機と呼ばれています。角材にしたり一枚板状にしたり、木を使用する上で無くてはならない工程です。
この度、ご縁があって日本一巨大な機械を拝見させて頂く機会を得まして、愛知県の名古屋近郊までお伺いしてきました。

皆さんお忙しそうに動いていて、広い敷地はどこも山積みの材料と製材を終えた製品で一杯。日本全国から依頼が入るそうで、ちょっとお話を聞いただけでも知ってる施設で使用される材料だったり、楽器の素材や家具素材だったりと、広く木の用途に対応した製材を行っているようでした。

早速機械を拝見させて頂くと、中には見たことの無いほど巨大な機械が。この機械で帯状のノコギリを回転させて、何と直径2.5m巨大な丸太までカットできるとの事、驚きです。関東周辺だと直径1mまで可能な機械が最大級で、これまで私が目にした機械も当然そのくらいの大きさまででした。この機械はその2.5倍の大きさでまさに日本一。 奥にもこの機械よりは小さいけれど巨大な製材機が稼働していてまさにフル稼働の活気あふれる製材所さんでした。
この製材所さんでは、関東では見られなくなったこんな風景も見られました。

港湾に浮かぶ丸太の数々、ここは貯木場です。関東では丸太が浮かんでいない貯木場はあるのですが、このようにたくさんの丸太があって使用されている貯木場を見る事ができました。お話によると浮いている丸太よりも数センチ下にもっと多くの丸太が沈んでいるそうで、厳密には海底につけずに水面ぎりぎりで水中に浮かべているとの事。ご覧の通り、木から排出されるアクのせいでしょうか?水は澱んでいて数センチ下も見えない位でしたから確認はできませんでした。
丸太を沈めている理由は「水中乾燥」と呼ばれる木材の乾燥手段を行う為。 木の中のアクやヤニは水溶性なので水の中で空気中よりも速やかな排出が行われる事と、排出された部分へ水分が入る事での置き換えを行う事で、水から上げた際にはヤニの抜けた狂い(反りやねじれ)の少ない製品が取れるようにできる乾燥手法として昔からずっと行われている手法です。近年では安い輸入材に押されて時間のかかるこの手法は廃れていて、一部の高価な材料にのみ行われる位ですね。丸太の乾燥と巨大な製材機での製材は一体の流れなのでこのような事業もこの名古屋では残っているのですね。。貴重な景色を拝見させて頂きました。

滅多に来られるような距離感ではないので記念写真も一枚。日本一の機械で日本一のお仕事をされる会社様に訪問できたので大変な刺激を頂いてきました。木材利用の歴史と共に歩んでこられた知識と経験を学ばせて頂いて、これから榎本銘木の製品づくりにも活かして参ります。
榎本銘木店では、お客様のご希望に応じて様々な一枚板製品を製作します。当店のたくさんの展示品の中から使い方や見た目の趣味に合わせて楽しく選んでください。榎本銘木店はそんな楽しみもあるお店です。木が大好きな人が集まるお店榎本銘木店です!
先ずは板を選んで頂く事から始まります。こちらのリンクから一枚板を選んで頂ければ最高の品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。













