一枚板専門店・榎本銘木店です。飲食店一枚板カウンター製作開始しました。ブラックウォルナット一枚板のコの字カウンター製作風景をご紹介します。
店舗内装設計事務所様よりご依頼頂いた、現在せっせと製作中のこちらのブラックウォルナット一枚板を使用したカウンター。
長さおよそ3m×幅700~800の巨大な一枚板ばかり3枚を使用して、総延長7m20cmのコの字型の一枚板カウンターを製作することになりました。当店在庫の中から選りすぐりの板を選別して製作していきます。
早速トラックへ積み込んで工房へ運び入れていきます。さすがの重さなので天井吊り下げのチェーンブロックで安全に積み込みしていきます。
工房へ運び入れたら先ずは一枚板全体の平面出しからの作業となります。販売開始までの乾燥期間を経て今回ご利用頂く事が決まるまでに約7年の期間、展示しながらもさらに期間を経てじっくりと自然乾燥する事ができました。その間に板が湾曲した部分を、一旦この機械で水平に削って一枚板を真っ平にする事でしっかりとしたカウンターの製作が可能になります。
三枚全ての表面と裏面にこのプレーナーで削って、歪みの無い綺麗に真っすぐな板が揃いました。やっとここからが製作の本番。設計事務所様から頂いた図面の通りにカットを進めていきます。
90度で二度曲がって、調理場を囲むようにコの字の形に製作。高価な一枚板なので非常に緊張しながらの作業となります。いつも以上に確認しながら墨出しして確認しながらカットして。
機械で一杯の工房内ではこのサイズのカウンター用一枚板を組むには狭いので、組んではばらして移動してを繰り返しつつ、都度つど確認作業を行って慎重に慎重に。
90度の留め部分が完成したら大型機械の出番は終了なので、隣の広い乾燥倉庫へ移動。いつもはフォークリフトが走ったり製作中の板を一時保管する場所だったりします。
ご覧の通り留め部分は吸付くように隙間無くピタリと納まり、且つしっかりと90度の直角。そうすると伸びた先のカウンター板もご指定サイズ通り。巨大な板ですが精密さも要求されるカウンター製作。この様に精密に製作していく為に、最初に行う完全な平面出しが何よりも大切なんです。小さな板では無い為、非常に専門性のある加工です。
ここからまだまだ様々な加工を施していきます。今回も非常にボリュームのある製作作業となります。続きはまたご紹介しますね!
榎本銘木店では、お客様のご希望に応じて様々な一枚板製品を製作します。当店のたくさんの展示品の中から使い方や見た目の趣味に合わせて楽しく選んでください。榎本銘木店はそんな楽しみもあるお店です。木が大好きな人が集まるお店榎本銘木店です!
先ずは天板を選んで頂く事から始まります。こちらのリンクから一枚板を選んで頂ければ最高の品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。