【飲食店一枚板カウンター製作】既存カウンターに乗せる為に厚み35㎜、リノベーション用カウンターを製作しました。
創業から約45年。榎本銘木店は一枚板専門店として、一枚板を店舗・商業施設へ向けて製造販売しています。テーブルやカウンターなどを、板の選択や打ち合わせから製造~お届けまで榎本銘木で全て行いますので、ご検討から納品までがスピーディーで、且つその後のメンテナンスなどのアフターケアまでしっかりお付き合い頂けます。
本日も東京都内の店舗企画設計の法人様よりご依頼頂いた、レストランのリノベーション工事に使用するカウンター材をご紹介します。既存のカウンターに乗せて新たな雰囲気のカウンターにする為、厚みの薄い板をお探しでした。そんなご要望に当店で在庫していた床板用の一枚板がピッタリとなりまして、カウンターとしてご依頼頂きました。
巾90㎝以上×長さ4mの両耳付きの巨大な板。これが厚み35㎜ほどの板なんです。我ながらよくこのような板を持っていたなぁと感心するような板ですよ(笑)そこから左に小さなカウンターを繋げています。全体の厚みを整えて磨きまで終えましたので、ここから寸法決めから塗装など製作を進めていきます。
そこから約一週間、全て完成して展示場へ移動させてきました。アサメラ材独特の深い色味がでてきた完成品がこちら。
チーク材のような奥行き感のある色味と艶気がアサメラの特徴、動いた木目が美しいですね。両耳付きの板でしたが片側は直線カット、接合部分はピッタリ合わせて製作しました。
工事現場までエレベーターで搬入する必要があったため、いったん4mの長さを半分でカット。現場で繋げるようにしました。
一旦カットしてもご覧の通りにもちろん木目は繋がるので、角度を変えて見れば分からなくなるレベルです。天然耳の流れもそのままなのでしっかり一枚板としてお届けできます。
それと小さな板の90度折れる繋ぎ目はこのように。
天然耳の繋がりが肝。白い部分も同じ幅でそのまま直角に曲がるように調整しながら製作しました。我ながら完璧ですね。ここまでしっかり製作をして、東京都内の現場までお届けしてきました。早速ですが施工後の様子をご紹介
ダウンライトで照らされた一枚板が美しく照らされます。メラメラとゆらゆらとした木目も輝きを増し、工房に合った時とは違う表情となりました。このアサメラ材は表面強度も硬さがあり、不特定多数のお客様が出入りするような場所には最適。今回のような飲食店様にはとても相性の良い素材なんです。既存のテーブルの上に乗せるので高さを出したくない、そんなご希望に沿う事ができる今回の一枚板を保有していて良かった。幅違いでもう数枚あります。そして最後に全体
この一枚板がたくさんのお客様を楽しませてくれる事を願っています。楽しいお仕事をさせて頂きました。ありがとうございました。感謝!
榎本銘木店の製作事例をご紹介しました。この様な品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。