夏
本格到来のここ数日
好天を見計らって、こちらのお引き取りにご来店いただきました。

長さ5m越えの赤松皮つき丸太。昨年お預かりしてから、コツコツと乾燥させながら手を掛けてきたもの。
お寺に推定400年立っていた社木として象徴的な存在だっただけに、これからも残しておきたいと想いから飾りものとして磨くことになったんです。
ですので加工の目的としては飾ってあっても危なくないように、触ってけがするような鋭利な部分が無いように。それと防虫処理と、周りが汚れないように。
という事で、全体を磨き、鋭利な部分は削って丸みを出します。
それと皮等がポロポロと剥がれ落ちないように

塗料で固めました。もちろん薄塗りで質感を損なわないように。これで触ってもなめらかに指が滑ります。これで室内に置けば、お寺に出入りする方々にずっと存在感のある姿をお見せできますね。なんとか形になりました!
そして、好天の続いたこの度、クレーン付きのトラックで

吊られて運ばれていきました。オーよくできたねー。 なんて言っていただけたので半年の間、当店の加工場にありましたが、ひとまず一区切りつきました(笑)
一枚板テーブルだけじゃない銘木屋らしい、楽しいお仕事でした!
榎本銘木ではこのような皮付き丸太の販売も行っています。今回の記事のようなディスプレイ向けの加工製作も可能な限りお受けしていますのでお問い合わせください。
















