【一枚板家具製作】家具製作の為には木の乾燥が最も大切なんですというお話。
先日、ドカッと入荷した、山盛りのケヤキの無垢一枚板。シートを剥がすとケヤキの香りでむせ返るほど。
大小合わせて40台の無垢テーブル天板の製作ご依頼の品。幅を接ぎ合わせて幅広の無垢テーブルを作ります。
ただ、これから神田神保町のビル店舗内で使用して頂くには、製作前にひと手順必要な気がします。それはエアコンにさらされっぱなしの環境に慣らすこと。接ぎ板は特に必要な気がするんです。エアコンは湿度ゼロの乾いた空気が気密性の高い部屋を循環する為に自然界ではありえないほどに乾燥した環境に24時間晒されます。
と、言う訳でこのような状況を作り出してみました。
榎本銘木店の狭い事務所のエアコンの下に山積みに。この状態で24時間エアコンかけっぱなしでおよそ一週間晒してみます。エアコン木材乾燥ですね。このブログを書いている最中にも板からピシピシ割れる音がしています。納品後に割れるくらいなら今割れてくれれば納品時には綺麗に補修してお届けできるので、この強制乾燥は有効ですね。
でも納期今月中なのでどれほどの効果があるかはわかりませんが。。ご依頼主のお客様の為にもやるだけやってみます。
そして現在は絶対に守らなければいけない納品期限が迫っている、
テーブルと同じ東京千代田区のお店でご利用頂く無垢カウンターの加工中です。まずはこれを終わらせなければ。
お待ちいただいているお客様、現在も期限は守って順次納品しています。次回はそちらのご紹介をしますね。
一つ一つ丁寧に、必要な手順を抜く事は絶対にありません。これからもしっかりやっていきますね。木を活かすお仕事、榎本銘木店です。
木が大好きな人が集まるお店榎本銘木です!木の事ならば何でもご相談ください。このような丸太からの仕上げもご相談ください。
その他テーブルの製作も行っています。一枚板を選んで頂ければ最高の品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。
ご依頼後はこのブログ内で進捗をご紹介しています→一例 https://www.kinoita.com/archives/6298 ご依頼頂いてからも楽しんでいただけるよう頑張ります。