【一枚板加工機械】ワイドベルトサンダーを導入しました。ご紹介します

木の一枚板専門店の榎本銘木店では、毎日のように巨大な一枚板を使用した家具製品や建築資材等を製作しています。

毎日製作する中で多くの時間を取られるのが、木を綺麗にする工程である、湾曲の削りとその後の磨きの工程なんです。

湾曲を削る作業は6年前に導入した、このバーチカルプレーナー機械で行っているのですが、

樺の一枚板

この真っ平らになった一枚板を綺麗に磨き上げる工程は、これまでは手作業で行っていました。

榎本銘木店は店舗カウンターや店舗テーブル等もご依頼を頂いて手掛けていて、数メートルのカウンターと数十台のテーブルが同時にご依頼となる事もあります。

無垢店舗テーブル

こういった場合、これまでは大変な時間をかけて磨きを行っていました。この間、他のお客様からのご依頼は少し長めの納期を頂いてしまう場合もあり、ご迷惑をおかけする場面もあったんです。

そこで今回導入したのが、幅1300㎜の一枚板を自動で研磨できるワイドベルトサンダー機械。

ワイドベルトサンダー導入

幅広い木の一枚板でも素早く短い時間で磨き作業ができる優れもの。同機種としては決して大きなものではありませんが、榎本銘木店としては十分な頼もしい奴なんです。

少し時間をさかのぼって、お店に届いた時のワクワクの瞬間から。

ワイドベルトサンダー

愛知県名古屋市のメーカー工場からはるばる運ばれてきたんです。これでも数トンある重量物、慎重に設置までゆっくりと進めていきます。

設置場所は斜線のここら辺。とにかく衝撃の無いようにゆっくり丁寧に。

榎本銘木店機械

何事もなく完璧に設置できたのがこちら、早速一枚板を差し込んで磨き作業の様子もご紹介しますね。後で動画も撮影したらこちらで追記します。

機械の緑色のベルトが一枚板を引き込み、中のヤスリを当てながら奥まで流れていきます。

一枚板用ワイドサンダー

一枚板ワイドベルトサンダー

一枚板磨き作業

機械内でヤスリで磨かれながら綺麗になって出てきます。全部当たったら自動で一枚板を元の位置に戻してくれる為、作業員は入れたときと同じ位置にいれば良いので、板を次々と入れる際にも早くて楽なんです。

これで、湾曲のある板に磨きをかけて綺麗になる所までが半自動化されたので、お客様のご要望に素早く対応できるようになりました。

業者様の委託加工についてもご相談頂ければ喜んで対応させて頂きます。

木が大好きなお客様にとってより良いお店を目指していきます!

 

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