榎本銘木は週末の三連休も営業していますので、一枚板をご覧になりたいお客様はぜひぜひご予約連絡いただければ安心です。どうぞよろしくお願いします。
営業日につきましてはこちらからご確認ください。https://www.kinoita.com/archives/info/eigyoubi
一枚板専門店・榎本銘木です。本日は杉一枚板テーブルとオークチェア六脚のダイニングテーブルセット設置事例のご紹介です。
榎本銘木で展示していた杉一枚板。展示している時には木目が完成品と同じくハッキリと見えるように展示用の塗装が施されています。その完成品と変わらない状態で展示されている板をご覧いただいて、ご依頼を頂いた今回の杉の一枚板。節の周りの動いた木目やその落ち着いた形を気に入って頂けた一枚。
上の写真は全体に数ミリ程度カンナを掛けて平面を出し直すと共に展示用の塗装を全ていったん剥がして磨き直した状態。この状態まで磨いてこれから納品の為のしっかりした本塗装を行っていきます。
展示用塗装を行ってご依頼頂いてから再度製作を行う理由は、数百枚の板を展示している榎本銘木では展示開始から販売までの期間が長くなる事が理由の一つとして挙げられます。
例えば1年間展示したとして、その間に一枚板の特徴として経年変化で色が変化し僅かづつでも木の湾曲が起こります。完成品を置いてしまうとこの状態の板をそのまま販売することになってしまいます。例えば2年3年経ってしまったものはどうでしょうか?
その為に榎本銘木では、販売決定後に改めて板全体を削って板の平面を出し直すと同時に削りで新たな肌を出す事で、経年していない一枚板本来の色の状態でお客様にお届けするようにしているのです。
比べなければ分からないかもしれないけれど、大切なこだわりかなと考えています。そんな意味合いもありますので一枚板選びの際にぜひご参考になさってください。
さてここから長い工程を経て、完成後にお客様宅へお届けに伺ってきました。今回はオークの椅子もご購入いただきましたのでダイニングテーブルセットで撮影させて頂きましたのでご覧ください。
濃い色薄い色、一枚の中で様々な色の混じり合う天面が美しいですね。削ったばかりの肌の天面はシャキッとした木目を見る事ができます。経年で色の変化をしていく中で濃い色と薄い色が平坦化していくのでこのクッキリとした木目を楽しめる貴重な期間です。
こちらはテーブルと一緒に納品させて頂いた肘無しのオーク椅子。榎本銘木の一番人気で一押しのダイニングチェアです。丸みを帯びた形状が特徴的で座面の凸凹も体にフィットする様に設計されているんです。座り心地は最高!
こちらは肘付きのオーク椅子。こちらもお尻を支える座面の形状は同じで、肘付きの高さなどもうまい具合に設計されています。オーク材の椅子なのでお部屋の木材とも雰囲気を合わせる事ができました。
全体です。
木がたくさん使用された素敵なお部屋に榎本銘木のダイニングテーブルセットをご利用頂けました。杉テーブルとオーク椅子の材質や、桧床と松腰板など、材質の違う木材の取り合わせでしたが、結果はご覧の通り全て馴染んで素敵な木に囲まれたお部屋となりました。着色していない天然の色味なのでとても合うんです。素敵ですね。ちなみに天板の上には一枚板の形にカットしたテーブルクロスが乗せてあります。杉の特徴で少し柔らかい所があり、それをカバーするためにこのようにしました。数年使用して擦り傷が目立ってきたらテーブルクロスを取り換えるだけ。如何でしょうか。
最後にお客様からお送りいただいた写真をご紹介。テーブルクロスを外して撮影してくださいました。榎本銘木で製作した脚もしっかり写して頂いていて嬉しい限りです。この四本脚、一般的なようで、一枚板屋さんの中ではあまり一般的では無いようです。榎本銘木店では問題なくご依頼頂けます。こんな所も榎本銘木店の良い所。 お客様にも喜んで頂けて本当に良かった。楽しいお仕事をさせて頂きました。 たくさんのご依頼ありがとうございました。感謝!
榎本銘木店では、お客様のご希望に応じて様々な一枚板製品を製作します。当店のたくさんの展示品の中から使い方や見た目の趣味に合わせて楽しく選んでください。榎本銘木店はそんな楽しみもあるお店です。木が大好きな人が集まるお店榎本銘木店です!
先ずは天板を選んで頂く事から始まります。こちらのリンクから一枚板を選んで頂ければ最高の品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。